多くのブースが出ているPIE 2007だが、その中でも目を引くおしゃれなブースだったのがシグマだ。白を基調にしたセレクトショップ風のブースには、コンパクトデジカメ「DP1」の実機やレンズなどが並べられていた。 3月8日から11日に米国で行われていた「PMA 2007」にも出展されていたDP1の実機が、日本でもお目見え。コンパクトデジカメでありながらデジタル一眼レフサイズのイメージセンサーを搭載するという、エントリーユーザーからハイアマチュアまでをターゲットにしたモデルだ。発売時期については明言できないとのことだが、とりあえずPIE 2007では一足先に実機に触ることができる。 ブースにはこのほか、すでに発売中のレンズ群の展示や、実際にレンズを装着済みのカメラを試すことができるコーナーなどが設置されていた。もともとの本業であるレンズから、デジタルカメラ事業の拡充も進める同社。今後の基本戦略は、デジタルカメラのすべてのパーツをカバーするというメーカーとしての成長だと同社広報担当は語る。 なお、参考出品されていた「APO 200-500mm F2.8 EX DG」については、別途記事でお伝えする。