液晶、プラズマ、SEDに続く、薄型ディスプレイとして開発が進められている「有機LEディスプレイ」。2007 International CESでは、ソニーが展示をしている。 有機ELディスプレイは、ポータブルオーディオ機器を中心に、小型の製品にて採用されている。しかし、テレビではまだない。ソニーが展示しているのは、有機ELディスプレイを用いた27型と11型のテレビ。27型の厚さは11mm以下、11型は3mm以下となっており非常に薄いのが特徴だ。また、バックライトを用いる液晶とは異なり、自発光することもあり、画質への評価も高い。 ブースを訪れた来場者からは、有機ELテレビの薄さと高い画質から、“アンビリーバボー”のため息が漏れていた。