国内ではカーナビ事業から撤退しているが、米国ではカーオーディオからカーナビまで、いろいろな製品を開発、販売しているソニーが、目立たないながら小型ナビを展示していた。 nav-uと名付けられた製品は、GPSアンテナ内蔵でパーソナルナビとして持ち運びが自由であることと、カーナビとして使うときにRDS-TMCという米国の交通情報を(日本でいうとVICSが近い)受信してリアルタイムの渋滞情報などもとれることだ。当然、これもメモリベースでHDDやDVDなどは搭載していない。そのため小型で、バッテリ駆動で5時間使えるそうだ。クレードルはカーナビ使用を意識したものになっている。 面白いのは、ソニー製品なのにメモリスティックに対応していないということだ。USB経由で充電やデータのやりとりは可能だが、ナビに特化した製品なのでオーディオプレーヤーやビューアーなどの余分な機能を排している。 なお、メモリには全米とカナダ全土の地図情報がインストールされている。