トレンドマイクロは20日、簡単に導入・運用できる検疫アプライアンス製品「Trend Micro Network VirusWall Enforcer 2500」を12月12日に発売する。同時アクセス人数により異なる5種類が用意されており、価格は250ユーザの204万7,500円から。 また、小規模ネットワーク向け製品として、「Trend Micro Network VirusWall Enforcer 1200」を2007年5月に発売する予定だと併せて発表している。 Network VirusWall Enforcer 2500は、旧製品「Network VirusWall」から検疫機能を大幅に強化し、簡単に検疫システムを導入・運用できるアプライアンス製品としてリニューアルしたモデル。クライアントへのエージェントソフトのインストール、管理サーバの設置や既存ネットワーク構成の変更なく検疫システムを構築できるのが特徴となっている。 また、従来のネットワーク上のパケットを監視する機能に加え、レジストリ検索によるアプリケーション規制や、リアルタイム検索ツールによるウイルス対策ソフト未導入クライアントへの対策機能などが新たに追加されており、企業のネットワークとクライアントの双方を防御できるとしている。 同製品の価格と主な仕様は以下のとおり。●価格 250ユーザ:2,047,500円 500ユーザ:3,139,500円 1,000ユーザ:4,462,500円 2,500ユーザ:7,560,000円 4,000ユーザ:9,975,000円※ユーザ数は同時アクセス数※ハードウェア本体、ソフトウェア使用権、1年間のサポートサービス/ハードウェアセンドバック交換サービスの料金を含む●システム仕様 CPU:Xeon 800(2.8GHz)×2 メモリ:1Gバイト Ethernetポート:10/100/1000Base-T(Copper)×5 (オプションカードによりLANバイパス、ファイバーポートを4ポートまで追加可能) シリアルポート:RS-232×1 本体サイズ・重さ:幅425×高さ43.2×奥行き620.6mm・9kg 消費電力:450W