アジア最大級の映画の祭典でカンヌやヴェネチアなどと並ぶ世界12大映画祭の1つ「東京国際映画祭」が21日に開催、そのオープニングイベントが六本木を舞台に行われた。 六本木ヒルズ脇のけやき坂に200メートルの長さで敷かれたレッドカーペットには映画祭で上映される作品の出演者、監督ら286名が次々に登場。華やかな衣装をまとった俳優らを、沿道に駆けつけた映画ファンが黄色い声援とともに迎えた。 レッドカーペットは六本木ヒルズ内アリーナまで続き、特設ステージでは登壇者の紹介、インタビューなどが行われたほか、今回上映される作品のオープニングを飾る「父親たちの星条旗 FLAGS OF OUR FATHERS」と「硫黄島からの手紙」(共にクリント・イーストウッド監督作品)の出演者による記念イベントも開催された。 今年の映画祭は上映総数300本以上で、29日までの会期中、舞台挨拶やティーチインなどが連日約16本、最高25本行われる予定。審査委員長は映画「デリカテッセン」や「アメリ」「エイリアン4」の監督を務めたジャン=ピエール・ジュネ氏とが務める。