同作は、目の前に存在しない“誰かの想い”が見える青年・未山が、かつての恋人と再会したことで自身の過去と向き合う姿を描く。
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主人公の青年・未山を演じた坂口は、自身の役柄について「未山は本質的に何を思っているかが明確ではないんです。僕も彼の不思議さだったり、不安定な部分は気になったし、彼は一体何者だったんだろうなというのが、映画を見終わった後に残り続けてくれるようなキャラクターだなと思います」と不思議な魅力のある青年であると紹介。
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そんな未山の元恋人役を演じた齋藤は、「未山のようなキャラクターの男性を恋人にしたい?」と質問されると「え~恋人? ごめんなさい…私はあんまり…」と坂口に謝罪。「未山さんは人としては魅力的だし、あの優しさとか温かさは自分に欲しいなと思うけれど、一緒にいたいなとは思わないですね」とその理由を語ると、坂口は「フラれました…。告白をする前に」と撃沈した様子で笑いを誘った。
作品にちなみ、キャスト陣が自身の“秘密”を発表する一幕も。このお題に、浅香は「たまに都内の公園を裸足で歩いています」と告白し、「健康にいいと聞いてやっていて。おすすめです。足に指が5本あることを思い出します」とコメント。市川は「じつは坂口くんと足が似ている」と撮影中に坂口の足と自分の足が激似だったことに気付いたエピソードを披露して、会場をわかせた。
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齋藤は自身の秘密について「ありません」と回答するも、マネージャーからのタレコミで「Instagramの投稿に苦戦している。先日アップの仕方を教えてもらったにも関わらず、間延びした写真を投稿してしまい、1人で何コレ?とあたふたしていた」と暴露される展開に。
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これについて、齋藤はしぶしぶ「まだ苦戦しています…」と認めると、坂口は「すごく分かる」と賛同。「3個同じ投稿が上がっちゃったり、ハッシュタグとかも、いまいちよく分かっていない」と悩みを吐露すると、齋藤も「そうそう!」「うん、分からない」と意気投合していた。