凸版印刷は18日、ICタグを採用したりん議書管理システムを新銀行東京に納入し、10月初旬から本格的な運用を開始したと発表した。これにより、りん議書がどこにあるのか、イントラネットのWebサイトでリアルタイムで確認できるようになる。 同行では、支店、本店、事務センター間でやりとりされている書類について、管理の効率化を進めている。その施策の1つとして導入されたものだ。 具体的には、りん議書をICタグ付きのファイルに入れ、受け取ったら読み取り機にかざすことで、システムに登録できる。これを実現するため、500枚のICタグ(13.56MHz)と40台の読み取り機が納入された。 なお、凸版印刷では、「製造現場や物流現場に比べ導入が遅れているオフィス内でのICタグ活用を推し進める」としている。