角川モバイル、松下電器産業、および東京放送(TBS)の3社は26日、電子書籍事業を行う「ワーズギア株式会社」をあらたに設立することで合意したと発表した。新・読書端末「Words Gear(ワーズギア)」を中核に、PC・読書端末・携帯電話向けのコンテンツ配信サービスを進めていく会社となる。 新・読書端末は、松下電器が開発。 新・読書端末の企画には、角川グループが協力する。コンテンツとしては、小説からコミック、グラビアまで多様なコンテンツ提供が行われる模様で、オリジナルコンテンツ(電子書籍向け書下ろし等)や読書端末に適したリッチコンテンツ(音声や映像を付加したマルチメディアコンテンツ)の制作・配信も行なうとのこと。PCと読書端末向けポータルサイト「最強☆読書生活」(サイドクドットコム)をはじめとして、順次、様々な電子書籍配信サイトが展開される予定。 ワーズギアの詳細なスぺックや具体的なコンテンツなどは現在未公表。概観については、上記のポータルサイト「最強☆読書生活」で眞鍋かをりさんが手にしている写真があるが、操作性や厚みなどは伺えない。サイト下部に梅田望夫、天堂荒太、まりお金田などの名前があり、コンテンツにこれらの作家の作品が収録されるのかもしれない。詳しい情報は入手でき次第お伝えしたい。
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