米ボーイングは17日(米国時間)、同社が提供するインターネット接続サービス「Connexion by Boeing」の終了を発表した。
Connexion by Boeingは、中国国際航空、シンガポール航空、ルフトハンザ、日本航空、全日空などの航空会社の航空機機内で無線LANによるインターネット接続がフライト中に利用できるサービス。今回のインターネット接続サービスからの撤退は、6月26日に行われたインターネット接続サービスビジネスの見直しや市場規模の査定、既存、及び将来的な顧客との話し合いなどの結果を受けたもの。ボーイングでは、過去6年間にわたり時間やリソース、技術面においてConnexion by Boeingに投資してきたが、期待したほどの収益が上がらなかったことを理由に挙げている。
《富永ジュン》