「マルドゥック・スクランブル」で第24回日本SF大賞を受賞以来、今もっとも新作が待たれる人気作家、冲方丁(うぶかた とう)。自らが、原作・シリーズ構成など物語すべての基盤を担い、アニメーションならではのオリジナルな世界を作り上げる。そして、その映像を担当するのが、世界に名高いアニメーションスタジオ、プロダクション I.G。それが、この夏の新作アニメ「シュヴァリエ」だ。 「シュヴァリエ=Chevalier」とは、フランス語で「騎士」を意味する語。18世紀フランスに実在した美貌の天才騎士、“デオン・ド・ボーモン”の波乱万丈の生涯を描く歴史ロマンが、8月19日(土)午後7時よりWOWOWで放送開始となる(本放送:毎週土曜午後7:00、再放送:翌週木曜深夜)。 WOWOWのブロードバンド配信サービス「WOWOW NEXT ENTERTAINMET GENETICS」では放映に先駆け、同作品第1話「デオン∴リア」のブロードバンド試写会を実施する。試写会は8月12日(土)〜13日(日)の2日間。1Mbps・500kbps/Windows Media 9形式で配信される。 応募受付期間は、7月18日(火)〜8月4日(金)。WOWOW GENETICS配信事業者であるBIGLOBEおよびヒットポップスの特設サイトにて受け付けており、応募者から抽選で50名ずつ計100名に視聴権が贈られる。当選者には、8月9日(水)までに配信事業者から連絡される。 物語は、革命前夜のフランス。ルイ十五世の臣下であった最愛の姉・リアが謎の死を遂げたことから始まる。弟・デオンはその真相を追うが、いくつものキーワードが本作の謎を深める。<王家の詩>、<革命教団>、<詩人>、<ガーゴイル>、<四銃士>、<機密局>、そして<姉の魂の行方>…。事件は単なる殺人に留まらず、18世紀ヨーロッパ全土を震撼させる事態へと繋がってゆくのだ。見逃すな。