ライブドアは、10日の取締役会においてセシールを子会社化することを決議したと発表した。これにより、ライブドアマーケティングが保有する34.7%、アジア物産の25.72%の株式を取得。60.45%の株式を保有する筆頭株主になる。引き渡し日は4月13日。 しかし一連の事件以降、再建を進めるため、ライブドアマーケティングはメディア事業とマーケティングアウトソーシング事業に特化。一方のライブドアはポータルサイト、ファイナンス、法人向け事業に集中する方針を明らかにしている。そのため、セシールは、ライブドアマーケティングよりもライブドアの子会社となった方が事業再生に寄与すると判断。今回の株式の取得となった。 なお、ライブドアマーケティングとセシールで締結された、販売促進などの業務提携は継続される。