フジテレビジョン(フジテレビ)は、5月にライブドアに対して440億円を出資。しかし、事件後、株価は下がり、USEN代表取締役社長の宇野康秀氏にそのすべてを95億円で売却することになった。これにより、フジテレビは345億円もの損失を被ったことになる。 これについて、フジテレビの取締役会長である日枝久氏は 「まさかこういうことが起こるとは思わなかった。弁護士などと相談したうえで、差額(345億円)を損害賠償する」としている。 しかし、自らの経営責任については否定。「ライブドアの決算などの書類をもとに、法務や財務で1か月かけて検討しました。社内の手続きをして、機関決定を行ったため、これに伴う経営責任はないと思っています」としている。 また、堀江貴文被告など前経営陣に対する訴訟は、「今後の動向を見ながら」とするにとどまった。