日本ルーセント・テクノロジーは10日、同社の米国本社であるルーセント・テクノロジーと、通信システム・装置メーカー大手のアルカテル(フランス)が4月2日に対等合併に合意したと発表した。 統合会社の社名は後日決定される予定で、本社はフランス・パリに置かれ、北米事業はアメリカ・ニュージャージー州が拠点になるという。なお、ベル研究所本社も引き続きニュージャージー州に置かれるとしている。 両社はこの合併により、「業界で最も広域な有線/無線サービス・ポートフォリオを備えた真にグローバルな通信ソリューション・プロバイダを創設することになる」と発表。また、合併することになったおもな要因を、「大きな相乗効果を生み出すと同時に、次世代ネットワーク、サービスおよびアプリケーション分野での市場機会を活かし収益および利益の大幅な増加を実現できること」だとしている。