アップルは30日、「iPod nano」および第5世代(G5)の「iPod」を対象とした、ユーザが最大音量を簡単に設定できるソフトウェアアップデートを発表した。 このソフトウェアアップデートを使えば、保護者が子どものiPodに音量の上限を設定して、暗証コードでその設定をロックするということも可能になる。 同社の今回の措置は、今年1月に米国で「iPodユーザーの聴力低下を防ぐ適切な対策を施さなかった」として、同社を相手取った集団訴訟が起きたことを受けての動きと考えられる。 なお、新しいソフトウェアアップデート1.1.1はiPod nanoおよび第5世代のiPodを対象に、同社サイトから無償でダウンロードすることができる。