松下電器産業は、SDメモリーカードスロットを搭載したミニコンポ「D-dock」シリーズの新ラインアップとして、「SC-PM730SD」「SC-PM930DVD」の2機種を4月21日に発売する。価格はオープンで、実売予想価格はSC-PM730SDが45,000円前後、SC-PM930DVDが50,000円前後。 同製品は、PCを介さずに、SDカードに録りSDカードで聴くという前モデルの機能を引継ぎながら、CDからSDカードへの録音スピードを最大5倍速まで高めると共に、5連装チェンジャーを駆使したCDからSDやMDへの連続イッキ録り機能を搭載するなど、使いやすさを向上させている。 さらに音質面では、振動板にアラミド繊維をすきこんだ「PPアラミドファイバーウーハー」を新たに搭載し、ボーカル帯域をよりクリアに再現するという。スピーカー形式は、SC-PM930DVDが3ウェイ3スピーカー、SC-PM730SDが2ウェイ2スピーカーとなる。 それぞれの対応メディアは「SC-PM930DVD」が、SDカード/MD/DVD/CDで、DVDとCDに対応する5連装チェンジャーを搭載している。「SC-PM730SD」は、SDカード/CD/MD/テープで、5連装CDチェンジャーを搭載する。またCDからMDへの高速録音はSC-PM930DVDが最大7倍速、SC-PM730SDが最大6倍速に対応している。