ソニーは13日、ディスプレイ駆動に必要なドライバー回路や電源などの周辺回路などをガラス基板上に一体形成する「システムオングラス技術」を採用した、デジタルカメラ向け低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイパネルを商品化し、4月に受注を開始すると発表した。 本製品では、システムオングラス技術を採用したことで、部品点数の削減により小型化、低消電力化を実現しているという。そのほか、デジタルカメラの液晶向けに、RGBシリアルインターフェース回路や色調調整回路などを新たに搭載。 ラインアップは、1.8型の「ACX343」、2.0型の「ACX351」、2.5型の「ACX350」の3種類で、サンプル価格は順に5,000円、6,000円、7,000円となっている。解像度は2.5型と2.0型が354×240ドット、1.8型が320×240ドット。表示色数はいずれも250,047色。