リコーは6日、次世代DVD規格「Blu-ray Disc」および「HD DVD」の記録型ディスクを開発し、ハードメーカー向けのサンプル製品を出荷すると発表した。 今回サンプル出荷されるのは、Blu-ray DiscとHD DVDの追記型ディスクである「BD-R」と「HD DVD-R」で、それぞれ現行DVDの約3〜5倍となる25Gバイト(BD-R)、15Gバイト(HD DVD-R)の容量を備えているという。 今回の次世代記録型DVDディスクでは、新たに開発された高感度の無機記録材料と高精度スタンパを採用。これらにより、データの書き込み・読み出し時の高い信頼性を実現したほか、今後の高速化および多層化への展開にも有利だとしている。 なお、同社では今回開発した次世代記録型DVDについて、「年内にもエンドユーザー向けの商品化を目指す」としている。