MVNO事業を支援するMVNEの企画会社「株式会社モバイル・ブレークスルー」が1月5日に設立された。出資したのは、インターネット総合研究所(IRI)、IRIユビテック、BSURパートナーズ、三井物産の4社。 MVNOとは、携帯電話事業者の通信網を借りて自社のブランドとしてサービスを提供すること。具体的には、ウィルコムのネットワークを利用して日本通信が提供している「bモバイル」がそれに当たる。 新会社を設立した4社では、2006年は番号ポータビリティの導入、2007年は通信事業者の新規参入など、モバイル市場が8兆円規模に拡大することを想定。これにより、MVNO市場も拡大すると見込み、新会社を設立したという。 新会社では、IRIグループの持つネットワーク構築/運用/モバイル機器へのモジュール開発、三井物産の/放送/通信/インターネットモバイル関連のビジネスを融合。これまでよりもレベルの高いMVNOが実現できるとしている。●モバイル・ブレークスルーの出資比率 インターネット総合研究所:4,000万円(66.7%) 三井物産:1,000万円(16.7%) IRIユビテック:800万円(13.3%) BSURパートナーズ 200万円(3.3%)