最近、日経平均株価が15,000円の大台に乗せているが、個人向けオンライントレードサービスの利用者数と連動しているという。ネットレイティングスが発表した、11月度のインターネット利用動向調査によるものだ。 これによると、11月における家庭からのオンライントレード利用者数は、420.7万人で、前年同期の288.6万人から46%の増加となっている。この1年間の推移を見ると、4月にはいったん減少したものの、株価が上昇し始めた夏以降、急激に増えている。このことから、オンライントレードの利用者数と日経平均株価は、連動しているとしている。 個人投資家が株価を押し上げているのか、株価が右肩上がりなのを見て個人投資家が増えたのかは定かではない。しかし、個人投資家は株価を左右する大きな要素になっているのは確かだ。