デジタルアーツは1998年から、フィルタリングソフト「i-フィルター」シリーズの開発・提供を行っている。今回のi-フィルター for ネットカフェは、インターネット利用を提供する複合カフェ向けの新しい製品として、今月末より発売を開始する。
i-フィルター for ネットカフェは、汎用的なPOSシステムと容易に連動できることが特徴で、複合カフェに来店したユーザーが受け付け手続きをすると同時に、使用する端末にユーザーの年齢に応じたフィルタリングを自動設定できる。このため、店舗内(あるいは利用PC)を若年者向けと成人向けといったようにあらかじめゾーニングする必要がなくなり、結果として店舗内設備の効率的な利用につながるとしている。
i-フィルター for ネットカフェは、複合カフェ業界の大手であるジャイロが運営する「インターネット&漫画喫茶 ほっとBBステーション」に採用された。また、今後の販売に関して、ソフトバンクグループの企業で複合カフェ業界向けソフト流通大手であるビー・ビー・サーブと協力するという。
《小笠原陽介》