日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は8日、同社の大判プリンタ「HP Designjetシリーズ」用の純正用紙7製品を販売開始すると発表した。価格はいずれもオープン。●裏打ちバックライトフィルム 展示会や店頭でのバックライトディスプレイとして使用できる両面印字可能な用紙。片面はマット感があり、もう片面は光沢感のあるフィルム。914mm×22.9m(A0:約19枚分)。●屋内粘着用紙 白色不透明の粘着性のある用紙で、フルカラーインクジェット印刷に適している。高品質で耐久性に優れている。914mm x 22.9m(A0:約19枚分)。●コート紙 経済性に優れた特殊コーティング用紙。色精度を必要とする日常な印刷や、植字とデザインの校正刷りに適している。457mm x 45.7m(A2:約76枚分)と457mm x 610mm(A2ノビ:50枚)の2種類がある。●水彩用ファインアート紙 アート関連での使用に適した用紙。表面に特殊コーティングが施され、マット感がある。デジタルファインアートの複製に最適。914mm x 10.7m(A0:約9枚分)。●プロフェッショナルプルーフ用半光沢用紙 イメージデータ出力に適した反射を抑えた用紙。オフセット印刷のエミュレーションなど色精度の高い印刷を求めるグラフィックデザインの出力に適している。330mm x 483mm(A3ノビ:50枚)。●プルーフ用マット紙 校正刷りに最適なつや消しタイプの用紙。フチなしで色精度の高いオフセット印刷エミュレーションを求めるグラフィックデザインの出力に適している。経済的なフチなしA3サイズ出力を実現する。457mm x 30.5m(A2:約51枚分)。 出荷開始は、裏打ちバックライトフィルム、屋内用粘着用紙、コート紙(2製品)が9月15日、水彩用ファインアート紙、プロフェッショナルプルーフ用半光沢用紙、プルーフ用マット紙が9月下旬となっている。