コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は、個人情報を不正に入手した元国立大学研究員との間で、25日に和解が成立したと発表した。なお、この元国立大学研究員は、不正アクセス禁止法で有罪判決が確定している。 今回の和解は、この元国立大学研究員がACCSに対して損害を賠償し、7月25日から1か月にわたりACCSのWebサイトに謝罪文を掲載するという2点。 この元国立大学研究員は、ACCSが運営する「著作権・プライバシー相談室〜ASKACCS」の脆弱性を悪用し、個人情報を入手。さらにこの手口や入手した情報をイベントで公表した。そのため、ACCSはこの元国立大学研究員に対して損害賠償を請求する民事訴訟を起こしていた。