東日本旅客鉄道(JR東日本)、NTTドコモ、ソニーは、2006年1月から「モバイルSuica」を開始すると発表した。モバイルSuicaは、非接触式のICカード「Suica」を携帯電話に搭載するというものだ。 モバイルSuicaでは、鉄道向けのプリペイドカード、定期券、普通列車グリーン券、電子マネーが提供され、現行のSuicaと同様のサービスが利用できる。また携帯電話の画面で残高や使用履歴の確認ができるほか、チャージや定期券の購入も可能になる。 さらに2006年度後半にはインターネットでのショッピングに対応し、2007年度までには新幹線指定席の購入もできるようになる。 これに先駆け、3月からフィードテストが開始される。ここでは、すでにNTTドコモが提供している「おサイフケータイ」を採用する。 なお、モバイルSuicaの開始に合わせ、KDDIもICカード搭載の携帯電話を発売し対応することを表明している。