NTT西日本とNTTネオメイト岐阜は、「クライアント端末バックアップサービス(仮称)」の実証実験を7月15日から12月24日まで実施する。実験は、各PCのデータやOSなどすべてのデータをネットワーク経由でバックアップするというものだ。 実験に参加できるのは、Bフレッツまたは岐阜情報スーパーハイウェイを利用している岐阜県内の自治体や企業。現在のところ8団体/企業が実験に参加しており、合計60台分のデータがネットワークを経由して「NTT西日本 岐阜セキュリティデータセンタ」に保存される。 バックアップは、専用のクライアントソフトを用いており、時間や曜日などを指定し自動的に行われるため、ユーザは特に操作をする必要はない。また、データが壊れた場合には、専用のCD-ROMでPCを起動。GUI画面に従うとデータセンターから復旧に必要なデータがダウンロードされHDDに書き込まれるようになっている。 なお実験では主に、バックアップする周期、復旧作業等における操作性などのほか、データセンタの負荷と収容できる端末数について検証を行う。