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このカードには、プラットフォームとして「JavaCard」と「FeliCa」を搭載。いずれのプラットフォームからも接触式/非接触式のインターフェイスが利用できるのが特徴だ。
また、ICキャッシュカードの統一規格「全銀協仕様ICキャッシュカードアプリケーション」とVISA Internationalが開発したクレジットカード「VSDC」のアプリケーションを標準搭載している。さらに、交通プリペイドカードや電子マネーのアプリケーションも追加できる。
また、エンボス加工(数字や名前の出っ張り)や磁気ストライプなども可能なため、従来のカードとの互換性も保たれている。
キャッシュカードやクレジットカードをIC化する理由としては、多発している偽造や不正使用を防ぐことが挙げられる。さらに、より正確な本人認証を行うため指紋などを用いた生体認証技術とICカードを組み合わせる形が要求されているとのこと。そのため、このICカードに合わせて生体認証技術についても専用のアプリケーションを開発した。
なお同社では、5年間で約100億円の売上げを見込んでいる。