NECは、時速330kmの移動中における無線LANのハンドオーバー実験に成功した。 この実験は、日本自動車研究所の高速周回コースにおいて500mおきに4つのアクセスポイントが設置され実施された。この周回コースに無線LANなどのネットワーク機器を搭載した自動車を走らせ、Webやメールの利用のほかNetMeetingを用いたビデオチャットも問題なく利用できることが確認されたとしている。そのため、複数のアクセスポイントとの通信もシームレスに切り替えられることが実証されたことになる。 なおこの実験の成果は、11月16日から20日までスペインのマドリッドで開催される「第10回 ITS世界会議」において披露される。