総務省は、NTT東西の県間接続を認める方針であることを明らかにした。今回の方針は、NTT東西が22日に認可申請を提出した「地域IP網の広域化サービス」に対するものだ。 この中で総務省は、通信事業者の公正な競争に支障を及ぼさないように、(1)県間伝送路を自ら構築する場合は他事業者からの要望を踏まえてダークファイバーの利用に関わる料金や条件を公表すること(2)県間伝送路を他社から調達する場合は、調達先の手続きに関して公平性と透明性を確保すること(3)地域IP網を用いた新たな県間サービスを開始する場合はその都度、認可申請を行うことの3点を挙げている。 なお、今回の認可申請についてパブリックコメントの募集を行っている。締め切りは12月27日。