JENSは本日より、企業向けの統合セキュリティサービスである「JENSセキュアゲートウェイサービス」の提供を開始する。 JENSセキュアゲートウェイサービスは、VPN対応のファイアウォールとメール・HTTP・FTPに対するウィルスチェックサービスを一台の機器で実現したサービス。従来、ネットワークのセキュリティ強化のためにはこれらのサービスを別々に導入する必要があったが、今回のJENSのサービスではワンサービスへの加入で各機能をまとめて利用することができる。同社によればこうした統合サービスの提供は「世界初」になるという。 同サービス利用の場合、ユーザはまず標準サービスとして専用または共用のファイアウォールサービスに加入し、その他の機能はオプションとして選択することになる。なおファイアウォール機器には米ルーセントのBrickシリーズが、またウィルスの検知・除去に関してはトレンドマイクロのデータベースが採用されている。 利用料は標準サービスが初期費用50,000円、月額費用30,000円(共用タイプなど)〜、オプションサービスのうちリモートユーザVPNが初期費用10,000円、月額費用10,000円(1-25ユーザ)〜、ウィルスチェックサービスが初期費用50,000円、月額費用10,000円(1-10ユーザ)〜などとなっている。 詳細は以下のとおり。JENSセキュアゲートウェイサービス■標準サービス 専用タイプ:ユーザごとに専用ファイアウォールを設置 共用タイプ:バックボーンに集合型ファイアウォールを設置し、ユーザごとにセキュリティを確保■オプションサービス リモートユーザVPN(IP Sec) 拠点間VPN ホットスタンバイバックアップサービス(専用タイプのみ) ウィルスチェックサービス(SMTP・HTTP・FTP) 休日夜間サポートオプション