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70台のIPv6カーによるITS実証実験が川崎でスタート。外部接続に複数の方式が使える高機能実験車に

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 慶應義塾大学SFC研究所、トヨタ自動車、デンソー、日本電気が組織する「インターネットITS共同研究グループ」は、2月8日より神奈川県川崎市において、高機能実験車を用いたIPv6によるITS(高度道路交通システム)の実証実験を開始した。

 今回の首都圏ITS実証実験では、複数の通信方式に対応できるメディアフリーのIPv6ルータを使用し、PHSやDSRC(狭域無線通信)、携帯電話、無線LANなどを使い分けてインターネット接続を実現している。実験車両は合計70台で、車載サーバ(メイン・サブの2台)や各席のPCは、スイッチングハブによって接続されている。

 コンテンツやサービスの検証については、ガソリンスタンド「ENEOS Dr.Drive小杉店」でサービスガイド表示やコンテンツ配信、車(顧客)側の情報に基づくメンテナンス情報などの提供をおこなうほか、駐車場(パーク24タイムズステーション川崎)では駐車料金のキャッシュレス決済や商店街情報のプッシュ型配信などのサービスを提供する。

 高機能実験車そのものについても、メディアフリールータや音声インターフェースの検証がおこなわれるほか、安全運転支援や乗員の健康状態把握、コミュニケーションシステムなどのアプリケーションも検証される。

 実験期間は3月末までの予定。
《RBB TODAY》
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