無線機器製造・販売のアイコムは、無線アクセスポイント「AP-1100FB」と、USB接続タイプの無線LANユニット「SU-110」を12月に発売すると発表した。どちらも屋外設置が可能な防水・防塵タイプで、ラストワンマイル向けの利用や、駅や公民館など公共施設での需要を見込んでいる。 AP-1100FBは、ルータ機能付きの屋外設置型無線アクセスポイントで、IEEE802.11b(11Mbps)に対応している。最大伝送距離は約70m。WAN側はブロードバンドサービスを使用できるよう、DHCPおよびPPPoEによる接続が可能となっている。LAN側については最大256台の接続が可能。本体は幅140mm×高さ120mm×奥行き50mm(突起部除く)とコンパクトで、ケーブルは防水のため本体に直づけで、長さは3mとなっている。設置には、別売の角度可変アダプター MB-89が使用可能だ。 USBタイプの屋外設置型IEEE802.11b無線LANユニット「SU-110」は、PCに接続して使用するための製品。本体はAP-1100FBと同じく140mm×120mm×50mmで、こちらも設置には別売の角度可変アダプター MB-89が使用可能となっている。本体直づけのUSBケーブルは5mで、電源はUSBのバス給電で動作する。(最大消費電力500mA) 発売日はAP-1100FBが12月13日、SU-110が12月10日の予定で、価格はいずれもオープンプライス。