Allied Business Intelligence(ABI)によると、IPベースの音声通信マーケットは今後広がりを見せ、2006年までにキャリア向けゲートウェイの出荷数は1,700万に達する。また、音声通信自身がVoIP化しDSLゲートウェイの出荷数は2006年段階で300万ポートを越えると予測している。
ABIのレポート「Packetized Voice: VoIP, Voice over Packet, VoDSL and IP Cable Telephony 」では、PSTN環境で徐々にVoIP化は進むとしており、既存のケーブルやDSLのISPは、VoIPによる通信コストの低減をうたうケースが増えているという。これにより、DSLプロバイダはVoDSLサービスによって中小規模企業市場へと食い込む一方で、ケーブル事業者は音声のパケット化技術で住宅建設市場へ焦点を移していく傾向が出てくるとしている。
《RBB TODAY》