NTTコムウェアは、Linuxを搭載した超小型ホームゲートウェイ「L-BOX」のサンプル出荷を開始したと発表した。現在のところ、用途開発に向けてのテストマーケティングとして企業向けの出荷となっている。 L-BOXは、CATV/DSLモデムと家庭内のハブの間に設置して、ローカルルータ・ファイアウォールとして使用できるほか、携帯電話などからボタンや音声によって、宅内の家電をコントロールしたり、施錠状態の把握などが可能。 本体は、高さ119mm×幅67mm×奥行98mmとかなりコンパクト。標準では10BASE-T/100BASE-TXのみだが、無線LANについては、PCカードスロットに無線LANカードを装着することで対応可能。拡張性については、PCカードスロットのほか、USBポートも搭載している。 10月2日から6日まで幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2001」で展示の予定。