東京ビッグサイトで開催されている「WIRELESS JAPAN 2003」で、無線LANのセキュリティ事情や次世代セキュリティ技術に関するカンファレンスが開かれた。
駅や空港での公衆無線LANサービスが普及しているが、それらを結ぶ“線”である電車や飛行機でのインターネット接続環境は速度が遅かったり、そもそも手段がなかったりするのが現状だ。しかし、これら高速移動中における接続サービスも着々と準備が進んでいる。
NTTコミュニケーションズ(NTTコム)、日本IBM、シスコシステムズ、プロストレージの4社は、6月中旬よりiSCSIの長距離接続実験を開始する。
シスコシステムズ(シスコ)とJR西日本は、高速移動におけるモバイルIPの実験を進めていると発表した。
シスコシステムズは、SSLアクセラレータの搭載も可能な、負荷分散用コンテント・サービス・スイッチ「CSS 11500シリーズ」の国内出荷を開始した。最大スループット20Gbpsの「Cicso CSS 11503」と同40Gbpsの「Cisco CSS 11506」の2機種。