トレンドマイクロは、2002年6月度のウイルス感染被害レポートを公表した。それによると、もっとも被害および発見件数が多かったのはWORM_KLEZ(クレズ)の2,809件で、2位のWORM_BADTRANS.B(バッドトランスB)の160件を大きく上回る状態が続いている。
トレンドマイクロは、法人向けのウイルス対策の新構想「Trend Micro Enterprise Protection Strategy(トレンドマイクロエンタープライズプロテクションストラテジー/TM EPS)」を発表した。ウイルスの検出と駆除という現行製品の機能に加え、事前対策と事後処理に力を入れる。
ソフォス、シマンテックに引き続き、トレンドマイクロも2002年2月度のウイルス感染被害状況を発表した。今月もトップはバッドトランスBで、2位のマトリックスの10倍を超える被害件数となった。