先行して実運用に入った東京三菱銀行の手のひら静脈認証か、後発ながら郵政公社とメガバンクの連合による指静脈認証か、ともすれば業界を二分しての認証方式争いにもなり兼ねないのが現状だ。
ジャパンネット銀行は6日、同行の顧客の中に、スパイウェア侵入によるパスワード盗用で不正に振込出金をされた被害者がいることを明らかにし、警戒を呼びかけた。みずほ銀行も4日付けで、同様の被害の発生について注意を喚起している。
イーバンク銀行は2日、スパイウェアによる口座情報の不正利用に関して警告するとともに、同行が提供しているサービスである「IP制限サービス」を活用するよう推奨する文章を同行のサイト上にて公開した。