東京エレクトロン デバイス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長・CEO:徳重 敦之、以下TED)は、当社の画像処理ライブラリの実行環境として最適化された画像処理装置である「FV2350」シリーズと「FV1420」シリーズに、Windows11 IoT Enterprise LTSC 2024を搭載した製品を拡充しました。
長期的なバージョン固定とサポートに対応した最新OS搭載製品の提供を推進することで、セキュリティの確保や運用コストの削減を実現し、画像検査装置などのマシンビジョンシステムの安定運用に貢献してまいります。
URL:https://www.inrevium.com/product/fv2350/
URL:https://www.inrevium.com/product/fv1420/

画像処理装置筐体外観「FV2350」

画像処理装置筐体外観「FV1420」
■概要
2025年10月のWindows10 HomeとWindows10 Pro(コンシューマー向けエディション)のサポート期限と、2025年7月のWindows Embedded Standard 7(組み込み向けエディション)の新規購入可能期限(Microsoft社の定めるライセンス期限)が間近に迫っています。
サポート終了による脆弱性のリスクや同一機種の保守機の入手が難しくなること、従来のOSを継続することによる保守費用の増大が予想されることから、画像検査装置などに搭載されるマシンビジョンシステムでも最新の組み込みOSであるWindows11 IoT Enterpriseを採用する動きが進んでいます。
TEDでは、画像処理装置「FV2350」シリーズと「FV1420」シリーズにWindows11 IoT Enterpriseを搭載し、最新OSへの移行を検討するお客様の課題を解決する製品をフルラインアップで提供しています。
搭載するOSによらずソフトウェアやドライバとの互換性を確保することで、当社の画像入力ボード、ルールベースの画像処理アルゴリズム処理、AI画像処理、各種通信までアプリケーションに必要な各処理を、接続・動作相性問題を懸念することなく安心してお使いいただけます。また、Windows7やWindows10など従来のOSからのスムーズな移行により、 産業用部品でのシステム構成による高いFA品質と堅牢性、長期安定供給、長期修理対応を実現します。
TEDでは、今後も多様化するニーズに対応した位置決めや計測、検査などの画像処理ソリューションの開発に積極的に取り組んでまいります。
■特長
・画像処理ライブラリの動作に最適化されたシステム環境によるベストパフォーマンスを発揮
・産業用部品で実現される高いFA品質と堅牢性を確保
・長期安定供給、長期修理対応による安定運用を実現
■製品ラインアップ
・FV2350シリーズ
タワー型の小型筐体(横幅145mm×奥行311.5mm×高さ275mm)・4個のPCIeスロットの拡張性

※Wシリーズは当社画像処理ライブラリ「WIL」を標準搭載
・FV1420シリーズ
A4サイズの小型筐体(横幅297mm×奥行210mm×高さ45mm)・GigE Vision / USB3 Visionのポートをそれぞれ4個、DIDOコネクタやCOMポートなども搭載

※Wシリーズは当社画像処理ライブラリ「WIL」を標準搭載
【東京エレクトロン デバイス株式会社について】
東京エレクトロンデバイスは、メーカーと技術商社の力で潜在的な社会課題を解決する会社を目指し、半導体やITを中心とする最先端テクノロジーの社会実装を推進しています。
技術商社として培った先進的な製品・サービスの発掘、メーカー機能の強化による革新的なソリューションの開発を通じて、超スマート社会の実現と持続的な発展に貢献します。
URL: https://www.teldevice.co.jp/
<本製品に関するお客様からのお問合せ先>
東京エレクトロン デバイス株式会社
PB BU PB営業本部 デジタルファクトリー営業部
お問い合わせフォーム:https://www.inrevium.com/inquiry/
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※Microsoft、Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
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