
中小企業向けに革新的なファイナンスソリューションを提供する ビー・インフォマティカ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:稲田史子)は、2025年3月付で マレーシアのデジタル貸金業ライセンスを正式に取得したことをお知らせいたします。併せて、ライセンス取得を受けて、自社開発のデジタル融資プラットフォームを正式にローンチいたしました。
■ ライセンス取得の背景と意義
ビー・インフォマティカ株式会社は、「すべてのスモールビジネスが、ファイナンスにアクセスできる世界を作る」というミッションのもと、テクノロジーとデータを活用した中小企業向け融資の仕組みを開発してまいりました。今回のライセンス取得により、政府の安全基準を満たした100%デジタルプロセスのサービス提供が可能となり、より多くの企業に安心・透明性・効率的な金融支援を行える体制が整いました。
マレーシアのデジタル貸金業ライセンスは、2020年から政府により導入され、これまで20数社のみが実質的に運営している希少性の高いライセンスです。デジタルライセンス取得により、マレーシア全土での営業展開が可能となり、E-KYC・電子署名プロセスを含む全てのプロセスが完全にデジタル化されることで、ユーザーや運営の双方の利便性が大きく高まります。
■ プロダクト

ウェブサイト
https://fundingbee.my/
デモビデオ
https://drive.google.com/file/d/1NzmLGPYYJNrvk82qgbXf-dMmgQk1qLYH/view
■ 自社開発システムの特徴
ビー・インフォマティカ社が開発したデジタル融資プラットフォームは、以下の特徴を備えています
テーマ:「小さくても正当に評価されるAIデジタルレンディグ」
- AI活用:定量データでOCRを使った分析処理で時間短縮
- フルデジタル:申請から審査、契約、資金実行までをすべてデジタルで完結
- データドリブン審査:財務データ(銀行残高証明書やインボイス)などのリアルタイムデータを活用し、公平かつ迅速な審査を実現
- 事業/人物の適正評価:定性データ活用で返済能力と意思のある事業者を選別。SMEにあったロジックで適正に評価
- 最短即日実行:申請から最短当日中に資金提供が可能。最短で2−3時間
- API連携:CTOS、E-KYC、電子署名、銀行振出フォーム連携、Curlec、ペイメント決済(将来)など外部サービスとの連携により申請の手間を大幅削減

■ 自社審査の特徴
定量データが弱い中小企業向けに、定性データを活用する独自スコアリング評価を採用しています。今回リリースしたバージョンでは定量データでOCRを活用しています。今後は、定性データ取得にLLM(自動言語処理)など積極的にAI活用しながら、効率性や利便性を高めていきます。

■ 代表からのメッセージ

代表取締役 稲田 史子
2022年より二年半かけて取り組んできたデジタルレンディングライセンスが、最終的に取得でき、嬉しく思います。今後は、マレーシア全国のスモールビジネスを対象にサービス提供を加速させるとともに、今夏には定性AI与信エンジンの搭載、2025年夏までにプレシリーズAラウンドでの資金調達を予定しております。さらなるプロダクト強化とパートナーシップ構築により、中小企業が成長するためのインフラとして進化を続けてまいります。
本件に関するお問い合わせ先:
ビー・インフォマティカ株式会社
メール:info@bee-informatica.com
ウェブサイト:https://bee-informatica.jp(日本)/ https://fundingbee.my(マレーシア)
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