―「奨学ナプキン(R)2024」1年間の総括となる最終アンケートを実施 ―奨学生の98.6%が「奨学ナプキンにより気持ちに変化があった」と回答 支援の輪をさらに広げるため、2025年度奨学生の募集を決定! - PR TIMES|RBB TODAY
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―「奨学ナプキン(R)2024」1年間の総括となる最終アンケートを実施 ―奨学生の98.6%が「奨学ナプキンにより気持ちに変化があった」と回答 支援の輪をさらに広げるため、2025年度奨学生の募集を決定!

「生理休みが当たり前になってほしい」など…生理に関する悩みが多く寄せられる

「エリエール」ブランドの生理用品「エリス」を展開する大王製紙株式会社(本社:東京都千代田区)は、多様性のある社会でひとりひとりの生理に寄り添うプロジェクト「meet my elis」を2022年に始動。プロジェクトの一環として、さまざまな理由から生理用品の入手に困っている学生を対象に、生理用ナプキンを1年間無償で配布する「奨学ナプキン」を実施しており、2024年度も2,000名の学生へ支援を行いました。2025年3月現在、25を超える企業・団体さまに賛同表明をいただいています。



今回は、1年を通じて行ってきた「奨学ナプキン」の効果や生理に関する課題を明らかにし、今後、より適切なサポートを行うことを目的に、「奨学ナプキン」や生理に関する最終アンケート調査を実施しました。調査では、1年間の奨学生期間を経て、98.6%が「気持ちの変化があった」と回答。「奨学ナプキン」を受け取るようになって、「定期的に、ナプキンが届くことに安心感を覚えます!」「ナプキンの交換頻度を気にしなくてよくなり、快適に過ごせているので気持ちに余裕ができた。」 「気軽に交換できて肌荒れも無くなった」と前向きな声が多数届きました。一方で、生理の課題解決に向けた取り組みが徐々に進んでいるものの、生理への社会の理解に関する問いについては「どちらともいえない」と回答する人が最も多く、このテーマがまだ社会全体に十分浸透していない現状が浮き彫りとなりました。また、「学校や施設などで、トイレットペーパーや石鹸が備え付けてあるように、ナプキンも持ち歩く必要のない環境になってほしい」「生理休みが当たり前になってほしい」といった日常生活における環境整備についての意見が多数見られました。
「エリス」は、これまで2022年から継続して活動を行い、生理に関する課題の多さを実感する中で、さらに支援の輪を広げる必要があると考え、2025年4月3日(木)から2025年度の奨学生を募集します。

■「奨学ナプキン2024」最終アンケート調査
奨学生に選ばれた学生を対象に、「奨学ナプキン」プロジェクトや生理に関するアンケートを実施。小学生から大学生まで計1,016名の方に回答いただきました。
<調査結果トピックス>
1.1年間の奨学生期間を経て、98.6%が「気持ちに変化があった」と回答
「定期的に、ナプキンが届くことに安心感を覚えます!」などの喜びの声が多数
2.生理に関する社会の理解は「どちらともいえない」が最多
「生理に関する話題をあまり見かけない」「もっとオープンに生理について学ぶ機会があれば」との声も
3.「生理休みが当たり前になってほしい」「補助金制度など手厚いサポートが欲しい」と切実な声も


ー2024年度「奨学ナプキン」最終アンケート調査結果ー
1.1年間の奨学生期間を経て、98.6%が「気持ちに変化があった」と回答
1年間の奨学生期間を終え、「奨学ナプキン」でナプキンを受け取り始めてから、98.6%と多くの奨学生の方が「気持ちに変化があった」と回答。
生理用品を受け取るようになってからの生活の変化については、「定期的に、ナプキンが届くことに安心感を覚えます!」や「ナプキンの交換頻度を気にしなくてよくなり、快適に過ごせているので気持ちに余裕ができた」「気軽に交換できて肌荒れも無くなった」など、経済面や精神面に加えて、衛生面といった多くの場面でさまざまな前向きな声が挙げられました。



2.生理に関する社会の理解は「どちらともいえない」が最多
「奨学ナプキン」プロジェクト期間の1年間を経て、生理に関する社会の理解についての変化の有無について、「変化があったと感じる」もしくは「やや変化があったと感じる」と答えた方が47.5%という結果になりました。全体で見ると「どちらともいえない」と回答した方が35.8%と最多となっており、「もっとオープンに生理について学ぶ機会があれば良いと思う」「ニュースで生理に関する話題をあまり見かけない」、「ショッピングモールなどのトイレにナプキンのサービスか自販機があったらと思います」など、日常生活で生理に関する話題に触れる機会が少ないことや、具体的な支援が身近で行われていないことがコメントに挙がりました。



3.「人により個人差がある」「補助金制度など手厚いサポートが欲しい」 など…生理に関する切実な声が続々
最後に、“生理について今後社会に変わってほしいこと”について「女性でもそれぞれ症状に違いがあるので、もっと話しやすい環境作りをしてほしい」「女性も男性も、生理への理解を深めてほしい」「人により個人差がある事をもっと知ってほしい」などの声が上がりました。
その他、「生理休みが当たり前になってほしい」「補助金制度など手厚いサポートが欲しい」「公共施設のトイレにトイレットペーパーと同じようにナプキンも置いてほしい」といった生理に対する社会からの支援を求める意見が多く見られました。また、「社会全体が生理中や生理前の精神面についても理解してほしい」「精神的な辛さは理解されづらいため、伝えるのも躊躇するようになった」「生理期間に加え、PMS(月経前症候群)がしんどい時も多くて、生理についての情報提供や環境整備などをもっとしてほしい」など、生理による身体的な問題に加え、PMSなどの精神的な問題に対する理解を求める声が見られました。



これらの調査結果を踏まえ、1年間の「奨学ナプキン」プロジェクトを通して奨学生のあらゆる生活場面に前向きな変化を与えていることが明らかになりました。今後も「エリス」は、生理の有無を問わず社会が生理について理解し、助け合える環境を実現するため、多くの前向きな意見をいただいた「奨学ナプキン」を通してより多くの方を支援すべく、2025年4月3日(木)から2025年度の奨学生を募集することを決定しました。今回のプロジェクトで明らかになった課題と向き合い、多様性のある社会でひとりひとりの生理に寄り添うきっかけ作りをさらに進めてまいります。

<調査概要>
【対象者】2024年度の「奨学ナプキン」奨学生
     https://www.elleair.jp/elis/meetmyelis-shogaku/
【調査期間】2024年12月11日(水)~12月22日(日)
【調査手法】アンケート調査
【サンプル数】1,016名


ー2025年度「奨学ナプキン」概要ー
昨今、経済面や環境面などさまざまな理由で生理用品を手にすることが難しい「生理の貧困」が注目されています。そこで、ひとりひとりに寄り添う生理用品ブランドの「エリス」は、生理用品の入手が難しい学生を対象に、1年分の生理用ナプキンを3回に分けて無償提供する「奨学ナプキン」の取り組みを2022年4月から実施しています。
多くの方からのご要望を受け、2025 年4月3日(木)から特設サイトにて2025 年度の奨学生を募集します。

【特設サイト】https://www.elleair.jp/elis/meetmyelis-shogaku/
※募集要項などの詳細は、2025年4月3日(木)に特設サイトで発表予定です。

■賛同企業・団体 
「奨学ナプキン」は現在、25を超える企業・団体さまに賛同表明をいただいております。今後も多くの企業・団体さまからのご理解と共感をいただけるよう、多様性のある社会でひとりひとりの生理に寄り添うきっかけ作りを続けてまいります。
【賛同企業・団体一覧】 ※以下は一例 ※順不同
ツルハドラッグ/くすりの福太郎/杏林堂薬局/アルカドラッグストア/大賀薬局/有限会社ひまわり/NPO法人Mama's Cafe/特定非営利活動法人ぎふ多胎ネット/.Style(ドットスタイル)/学校法人駒澤大学/4MOON/結企画工房株式会社/株式会社ポーラ/スギ薬局/株式会社スギヤマ薬品/LOHACO(ロハコ)(運営:アスクル株式会社)/(株)マツキヨココカラ&カンパニー/(株)マツモトキヨシグループ/(株)ココカラファイングループ/イオン九州株式会社/株式会社ビー・アンド・ディー/ウエルシア薬局株式会社/印西市市民公益活動団体 Shake Hands/NPO法人らいぶながさき/ひとり親Cheer

―本件に関する一般の方のお問い合わせ―
「エリス奨学ナプキン2024事務局」
MAIL:info@elis-shogaku.jp
受付時間:10:00~17:00(土日祝日・年末年始を除く)
受付期間:2024年4月9日(火)~2025年3月31日(月)
※お問い合わせはメールでの受付のみとなります。内容によっては回答に日数を要する場合がございます。


【参考】
ー「meet my elis」プロジェクトとはー



「meet my elis」とは、「だれかではなく、あなたのそばに。」をブランドメッセージに掲げるエリスが、多様性のある社会でひとりひとりの生理に寄り添うために発足したプロジェクトです。
「個人を大切にするブランドの志を知ってもらい、自分に合う生理用品を見つけてもらう」ことを生理のある方たちに理解・実感してもらいたいという想いから、「meet my elis」と名付けました。「meet」にはエリスの志/自分に合う商品との”出会い”、「my」には女性向けではなく”わたし向け”の意味を込めています。ブランドまたは商品との「新鮮な出会い」を生み出すことを大切にし、「奨学ナプキン」を始めさまざまな活動を行っていきます。

ーエリスについてー
■だれかではなく、あなたのそばに。
エリスは、「だれかではなく、あなたのそばに。」というブランドメッセージを掲げ、多くの生理のある方により自分らしい毎日を過ごしていただきたいという願いのもと、常識にとらわれず、ひとりひとりの価値観やライフスタイルに寄り添っていきます。

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