4月16日22時より、松本若菜が主演を務める新ドラマ『Dr.アシュラ』(フジテレビ系)の第1話が放送された。
帝釈総合病院・救急科。初期研修医の薬師寺保(佐野晶哉)は救急科に配属されて早々、当直につくことになった。看護師の水吉歩夢(荒井玲良)は、院長・不動勝治(佐野史郎)の方針により、この病院では重症患者は受けていないと話すのだが、「でも今日もアシュラ先生いるからね」と意味深な一言を付け加える。
保が休憩室に行くと、スクラブのままソファで眠っている救命医・杏野朱羅(松本若菜)の姿が。彼女は元・救急科科長であり、師匠・多聞真(渡部篤郎)の意思を継ぎ孤軍奮闘しているのだった。保がその美しさに思わず見とれていると、突然朱羅は目を覚まし「来る!」とつぶやくなり初療室へ。保が後を追うと、救急隊からのホットラインが鳴り、心肺停止患者の受け入れ要請に対して朱羅は「すぐに連れてきて」と答える。


救急車が到着し、朱羅は救急隊員から急患の心臓マッサージを引き継ぐと、保と歩夢に指示を出しながら必死に蘇生を試みる。そのさなか、ヤクザたちが銃で撃たれた組長を運び込み、「そんな女よりオヤジを治療しろ!」とすごむ。しかし朱羅にそんな脅しは通用しない。業を煮やした舎弟が銃を突きつけるが、朱羅は「――私の患者に手を出すな」と舎弟の首筋にメスを向ける。


