韓国MBNの新バラエティ番組『走らねば生きられない』(原題)より、人生の転機を夢見る“初心者ランナー”16人の熱い結団式の様子が公開された。
4月19日20時20分より放送の『走らねば生きられない』は、MBN開局30周年を記念した特別企画番組。さまざまな背景を持つスターたちがマラソンに挑戦し、自らの限界を乗り越える姿を描くスポーツ・リアリティバラエティだ。
“マラソン寄付の天使”として知られるショーンが団長、元サッカー韓国代表のイ・ヨンピョが副団長として登場。中継にはアナウンサーのペ・ソンジェとタレントのヤン・セヒョンが加わる。
そして“初心者ランナー16人”には、“バスケ界のレジェンド”ホ・ジェをはじめ、女優のパン・ウニ、元プロ野球選手のヤン・ジュニョク、弁護士のヤン・ソヨン、薄毛治療の専門医ハン・サンボ、シェフのチョン・ホヨン、振付師ペ・ユンジョン、脳科学者のチャン・ドンソン、元MBCアナウンサーのソン・ジョンウン、フィジカル系インフルエンサーのチョ・ジニョン、元プロ野球選手チェ・ジュンソク、ラッパーのSleepy、お笑い芸人のキム・スンジン、トロット歌手のアン・ソンフン、LABOUM出身のユルヒ、Golden Child出身のイ・ジャンジュンなど、多彩な顔ぶれが揃った。
この日、16人は初めて顔を合わせ、マラソンに挑む理由や、それぞれの目標について打ち明けた。
様々な理由

なかでも注目を集めたのが、“1969年生まれの新米パパ”ヤン・ジュニョクの発言だった。彼は「昨年、55歳で初めて娘が生まれた」と明かし、「結婚した当時は“精子王”と呼ばれていたくらいだったが、最近検査したら数値が70%も下がっていた。管理しないと第二子には出会えないかもしれないと心配していた時に、この番組と出会った」と語る。
また、元プロ野球選手のチェ・ジュンソクは「約20億ウォン(約2億円)の詐欺に遭い、家族にとても申し訳ない」と打ち明け、「再び立ち上がれるという希望を見せたくて、マラソンに挑戦することにした」と決意を語った。
振付師ペ・ユンジョンもまた、“産後うつ”の経験を告白。「産後うつが酷く、息子が仕事の妨げに感じてしまったこともあった」と涙を流し、「もし時間を戻せるなら、たくさんの愛を注いであげたい。今は本当に愛おしく、大切な存在であることを伝えるために走る決意をした」と思いを語った。

このほかにも、Sleepyは「体力の衰えで子どもを抱えるのがつらくなってきた」と語り、「第二子が生まれる前に、“強い父親”になりたい」と決意を新たにした。
そのほかの参加者も、それぞれの悩みや目標を明かしながら、真摯に結団式に臨んだ。
番組では結団式のあと、参加者たちが“5kmマラソンテスト”に挑む姿も描かれる予定。16人の人生に重なるさまざまな事情と、彼らが走り出す初めての一歩。その模様は、4月19日2020分放送の第1回で確認できる。
(記事提供=OSEN)
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