ティックトックなどで大流行した「ピキピキダンス」で知られる韓国チアガール、イ・ジュウンが韓国プロ野球での応援球団を変更することになった。
イ・ジュウンは4月10日、自身のインスタグラムのストーリー機能を通じて、LGツインズのユニホームを着たプロフィール写真を公開した。
彼女は球団を通じて、「こんにちは。2025年シーズンにLGツインズを応援するイ・ジュウンです。 今シーズン、最善を尽くしてLGツインズが優勝するその日まで一生懸命応援します。LGツインズ、ファイト!」とファンへ挨拶を伝えている。なお、LGツインズは韓国の首都ソウルを本拠地とする球団だ。

2004年生まれで現在20歳のイ・ジュウンは、KIAタイガースのチアを務めた昨年に「ピキピキダンス」で一躍注目を集めた。
「ピキピキダンス」とは、KIAの投手が相手打者を三振で打ち取った際にチアが踊る短いダンスで、独特なビートとDJのスクラッチに合わせ同じ動作を繰り返すというシンプルさも相まって、非常に中毒性が高いダンスとして注目を集めた。なかには9000万回以上の再生回数を記録した動画もあり、海外でもダンスをパロディする動画が続々と投稿され話題となった。
その後、オフに富邦スポーツ&エンターテイメントと台湾での芸能活動に関する専属契約を締結。その際、契約金が選手よりも高い1000万台湾ドル(日本円=約4667万円)なのではないかと提起されるほど、韓国国内外のメディアからも大きく取り上げられた。なお、事務所は「契約事項なので具体的な金額は明らかにできないが、噂は事実ではない」とし、高額契約を否定している。
そして、今年3月13日には台湾・台北で入団イベントおよび記者会見が行われ、2025年シーズンは富邦ガーディアンズのチアとして活動すると伝えられていたイ・ジュウン。そんな彼女が韓国でも並行して活動を続け、しかもこれまで在籍したKIAからLGに移籍したことに、韓国プロ野球ファンからも多くの反応が挙がっている。
台湾メディア『ETトゥデイ』はイ・ジュウンのLGでの活動に関して、「イ・ジュウンが台湾での活動に影響を受けない範囲で、韓国では自由に活動できるよう会社と合意した」と報じていた。
(記事提供=OSEN)
◇イ・ジュウン プロフィール
2004年7月24日生まれ。身長169cm。2023年よりチアガールとしての活動を始めた。過去に韓国プロ野球のKIAタイガース、女子プロバスケWKBLの富川ハナ1Q、男子プロバレーの水原KEPCOビクストーム、女子プロバレーの現代建設ヒルステートの応援団で活動。KIAの試合中に踊る「ピキピキダンス」がティックトックなどSNSを通じて世界的に流行したことで、一躍注目を集める存在に。2025年シーズンより台湾プロ野球の富邦ガーディアンズの応援団「Fubon Angels」、韓国プロ野球のLGツインズの応援団で活動する。