ボーイズグループBIGBANGメンバーのG-DRAGONがKAIST(韓国科学技術院)で型破りな“教授”ファッションを披露した。
4月9日に大田(テジョン)のKAIST本校で開催された「イノベート・コリア2025」に出席したG-DRAGONは、AIエンターテック(エンターテインメント×テクノロジー)企業「ギャラクシーコーポレーション」と共に「AIエンターテックの未来」をテーマにスペシャルトークショーを行い、AIとエンターテインメント産業の未来に関するビジョンを語った。
この日、KAIST人工衛星センターでは「G-DRAGON宇宙音源送信プロジェクト」が実施され、彼はSETIプロジェクトにおける韓国初のアーティストとして歴史に名を刻んだ。


G-DRAGONは自身の音楽を宇宙に送ることに対して「どこかに届くかもしれないという期待に、すごくワクワクしている」と語り、「宇宙へ送信された『Home Sweet Home』は、BIGBANGのメンバーと共に制作した楽曲であり、BIGBANGというグループ名で、自分の家を宇宙に送るという意味も込められており、より特別なプロジェクトになった。実現可能な技術のおかげで、歌手として最も大切にしている楽曲を宇宙に送ることができて光栄だ」と感想を述べた。
そんななか、G-DRAGONのファッションは特に注目された。G-DRAGONは2024年6月に、KAISTの機械工学科の招へい教授に就任し、学生たちから“教授”と呼ばれている。任命式当日に青いスーツを着たG-DRAGONは、この日、アーガイル柄のニットベストに黒のストライプスーツ、ブルーのチェックが映えるローブコートを羽織り登場した。

足元にはアンバサダーを務めるCHANELのシューズと鮮やかな黄色のソックス、さらに、歯にはきらめくトゥースジェム、キティ型のピアス、水玉模様のネイルなど、普段見ていた教授たちのファッションとは全く違う、“G-DRAGON”全開のスタイリングで会場を沸かせた。
G-DRAGONは3月29日と30日の2日間、高陽総合運動場で単独コンサート「G-DRAGON 2025 WORLD TOUR [Übermensch] IN KOREA」を開催し、約6万人の観客を動員した。
さらに、5月からは世界を巡る3度目のワールドツアー「G-DRAGON 2025 WORLD TOUR[übermensch]」の開催が予定されており、ファンの期待が高まっている。ツアーは5月10日、11日の東京公演を皮切りに、ブラカン、大阪、マカオ、台北、クアラルンプール、ジャカルタ、香港などアジア8都市を訪れる。今後、追加公演の日程や会場も順次発表される予定で、さらなる注目を集めている。
(記事提供=OSEN)
◇G-DRAGON プロフィール
1988年8月18日生まれ。本名クォン・ジヨン。2006年にBIGBANGのメンバーとしてデビュー。BIGBANGのリーダーで、グループ内ではラッパーを担当している。作詞・作曲、そしてプロデュースのスキルにも定評があり、数多くの楽曲をヒットさせた。2019年10月に除隊。2022年4月に『Still Life』を発表し、BIGBANGとして約4年ぶりにカムバック。2023年6月にYGエンターテインメントとの契約が終了し、同年12月にギャラクシー・コーポレーションと専属契約を締結。2024年10月31日、7年4カ月ぶりの新ソロ曲『POWER』をリリースした。