デビュー2年目のガールズグループUNIS(ユニス)が、ピリ辛で甘い2ndミニアルバム『SWICY』でカムバックする。
メンバー8人が1年間の成長を音楽とビジュアルに込め、新たなチャプターの幕を開ける。
韓国SBSのオーディション番組『UNIVERSE TICKET』を通じて正式デビューしたUNISは、デビューアルバム『WE UNIS』と1stシングル『CURIOUS』を通して、キッチュで弾ける魅力を証明してきた。
MZ世代のファンをとらえた彼女たちは、韓国内の主要授賞式で15個のトロフィーを獲得し、海外ブランドのモデルに起用されるなど、次世代K-POPの有力株として地位を築いている。

4月15日にリリースされる『SWICY』は、新たな飛躍を意味する作品だ。
アルバムタイトルは「Sweet(甘い)」と「Spicy(辛い)」を組み合わせた造語で、少女たちの多彩で予測不能な感情をレシピブックのように表現した。タイトル曲『SWICY』は、軽快なリズムとアーケード風のサウンド、料理に例えたユニークな歌詞によってUNISの明るさと楽しさを最大限に引き出している。
EXO、NCT、Wanna Oneらと作業したことで知られるプロデュースチーム「Vendors」が参加し、完成度を高めた。
アルバムのコンセプトも注目を集めている。スクールルックのスタイリングとハイティーンムードを活かした「アーカイブバージョン」、清楚なホワイトルックでナチュラルな雰囲気を演出した「レシピバージョン」、ユニークでポップな演出が際立つ「スウィシークックバージョン」と、3つのコンセプトフォトでUNISの多面的な魅力を描き出している。

デビュー1周年を迎えたばかりのUNISの覚悟は、ひと味違う。
リーダーのジン・ヒョンジュは「すべてが不慣れで戸惑っていた私たちが、今では“どうすればもっと上手くできるか”を考えるようになった」と語り、「あらゆる面で成長しているメンバーたちが誇らしく、これからがさらに楽しみ」と思いを明かした。
末っ子のイム・ソウォンは「一瞬で過ぎた1年だった」とし、「私たちを応援してくださるファンの皆さんに、これからも様々な姿をお見せしたい」と素直な気持ちを伝えた。
グローバルなファンの心をつかんだゼリーダンカは、「特に母国フィリピンで初めてEver After(エバーアフター、ファン名)に会った瞬間は絶対に忘れられない」とし、「もっと素敵なステージを見せようと心に誓ったきっかけだった」と語った。ゼリーダンカは4月14日、アリランTVの『Simply K-Pop』のスペシャルMCとして出演し、進行力も披露する予定だ。

ゼリーダンカをはじめ、ナナ、エリシア、イム・ソウォンと、デビュー1年でメンバーの半数以上が音楽番組の進行を務め、UNISの存在感を一層高めている。
今年上半期には、アジアツアーも予定されている。
コトコは「韓国、日本、フィリピンを越えて、もっと多くの国のファンと会いたい」と期待感をにじませた。パン・ユナは今年の目標として「すべての音楽番組のトロフィーを総なめにしたい」と抱負を語り、UNISのデビュー2年目の活躍にさらなる期待を抱かせた。
◇UNISとは?
2024年1月に終映した韓国SBSのオーディション番組『UNIVERSE TICKET』を通じて結成された8人組ガールズグループ。韓国出身4人(パン・ユナ、イム・ソウォン、オ・ユナ、ジン・ヒョンジュ)、日本出身2人(ナナ、コトコ)、フィリピン出身2人(エリシア、ゼリーダンカ)で構成された。グループ名には、ユニバースから始まった自分たちのストーリーを一緒に書いていこうという意味が込められている。2024年3月27日、1stミニアルバム『WE UNIS』でデビューした。
■【写真】UNIS(ユニス)、メンバー全員でデビュー100日をお祝い!