約70億ウォン(日本円=約7億1000万円)の脱税疑惑が浮上していた俳優ユ・ヨンソクだが、追加納税額が30億ウォン(約3億500万円)台に減額された。
ユ・ヨンソクの所属事務所KINGKONG by STARSHIPは本日(4月10日)、「適法な手続きに従い積極的に弁明した結果、課税前の適否審査を通じて二重課税が認められ、課税額が再算定された」と発表し、「すでに納付済みの法人税および付加価値税などを除き、ユ・ヨンソクが実際に納めた税金は約30億ウォン台で、すべてに納付が完了した」と明らかにした。
所属事務所によると、ユ・ヨンソクは2015年から芸能活動の延長線上でYouTubeコンテンツの開発・制作を行い、それを基盤とした副次的な事業および飲食業を目的に法人を設立し、多様な活動を展開してきたという。

「これを法人税ではなく、個人の所得税納付対象とみなして総合所得税が課せられたことが発端であり、法律の解釈および適用に関連する争点について、税務審判および法的手続きを準備中」と説明した。
これに先立ち、国税庁はユ・ヨンソクに対し厳しい税務調査を行い、所得税を含む約70億ウォンの追徴税を課した。しかし今年1月、ユ・ヨンソクは「課税前適法審査」を請求し、課された税額について正式に異議を申し立てた。
なお、ユ・ヨンソクは韓国で8月に放送開始予定の新ドラマ『神様と法律事務所』(原題、SBS)で主演を務める。