近年、K-POPグループに日本出身メンバーが所属しているということが「当たり前」になってきた。
【写真】MISAMOに続け!韓国で活躍する“日本人K-POPアイドル”
昨年11月、韓国Mnetのオーディション番組『I-LAND 2』を通じて結成されたガールズグループizna(イズナ)が、デビューした。活動期間は7年と長めだ。
『I-LAND 2』に参加した練習生24人のうち、7人が日本人だった(一人は日本・韓国の二重国籍)。最終的に、マイとココがデビューメンバーに選ばれている。
そんなマイとココと同じように、2023年以降にデビューし、活躍中の日本出身メンバーを紹介する。
izna・マイ

2004年10月28日生まれ。神奈川県出身で本名は富岡茉衣。2024年7月、オーディション番組『I-LAND 2』でデビューメンバーに選ばれ、11月にiznaとしてデビュー。すっきりとした切れ長な目が印象的で、グループではビジュアルメンバーと言われている。高校時代はダンスの強豪校でリーダーを務めた。過去には、情報番組『スッキリ』が主催した「ダンスONEプロジェクト」やLDHが主催した「iCON Z ~Dreams For Children~」に参加したことがある。
izna・ココ

2006年11月14日生まれ。大阪府出身で本名は奈良井瑚々。2024年7月、オーディション番組『I-LAND 2』でデビューメンバーに選ばれ、11月にiznaとしてデビュー。現在の事務所「WAKEONE」に入所する前は、avexと韓国の事務所が手を組んだ「XGALX」に所属していたこともあり、ダンスの実力がある。オーディション中、173cmの高身長を活かしたダンスで、「練習生たちが選んだダンス部門1位」に輝いた。
BABYMONSTER・ルカ

2002年3月20日生まれ。本名は河合瑠花。6歳からダンスを始め、2017年3月に日本のガールズグループ「Shibu3 project」のメンバーとしてデビューしたが、2018年に日本で開催されたYGエンターテインメントのオーディションに合格し、移籍。2023年、6年の練習生期間を経てBABYMONSTERとしてデビューした。同グループのアサとともにYGからデビューした初の日本人アイドルだ。
BABYMONSTER・アサ

2006年4月17日生まれ。本名は榎並杏紗。小学2年生から歌手を夢見る。2017年には日本のミュージカル『LADYBIRD LADYBIRD』で子役として出演。翌年、13歳の時に一人で渡韓し、YGエンターテインメントで練習生として過ごす。2023年、BABYMONSTERとしてデビューした。ボーカルとして入所したが、圧倒的なラップの実力を誇り、メインラッパーとして活動中。同グループのルカとともにYGからデビューした初の日本人アイドルだ。
ILLIT・モカ

2004年10月8日生まれ。本名は境萌花。BIGBANG好きの母の影響でK-POPに関心を持つように。日本の大手ダンススクールでダンスと歌を学び、『KCON』のカバーダンスステージに出演した経験もある。2020年、K-POPアイドルを夢見て、HYBE LABELS JAPANの練習生に。2022年に、オーディション番組『R U Next?』に参加するため、グループ会社のBELIFT LABに移籍した。
ILLIT・イロハ

2008年2月4日生まれ。本名は外薗彩羽。3歳のころからダンスを開始。小学校3年生まで日本で過ごし、11歳のときに渡韓。2019年からJYPエンターテインメントで練習生生活をはじめるも、翌年からHYBEに移籍した。同グループのウォンヒが初対面の際、「韓国人かと思った」というほど韓国語が上手い。NMIXXやNiziUのメンバーと仲が良いことでも知られている。
MEOVV・アンナ

2005年11月17日生まれ。本名は田中安奈。小学校5年生の時に『ナルミヤシンデレラオーディション2016』でメゾピアノ賞・準グランプリを受賞。その後、日本のティーン誌『ニコ☆プチ』や『SEVENTEEN』で専属モデルを務め、ドラマや『めざましテレビ』のコーナー「イマドキ」にも出演した。そして2024年、THEBLACKLABELから輩出したMEOVVでデビューし、ビジュアルメンバーとして活躍中。
RIIZE・ショウタロウ

2000年11月25日生まれ。本名:大崎将太朗。2020年9月にNCTに加入し、練習生期間わずか1カ月という早さで、同年10月にNCT Uの『Make A Wish』でデビューした。デビュー前、日本ではダンサーとして活動し、SNSで人気を博した。ポカリスエットのCMへの出演や、GACKTのバックダンサーを務めた経験も持つ。NCTの活動を経て、2023年5月24日にグループ脱退を発表。同年9月、RIIZEのメンバーとしてデビューした。
(文=スポーツソウル日本版編集部)