ある韓国テレビ局の“顔”として14年も活躍してきた女子アナウンサーが退社すると発表され、話題になっている。
4月8日、韓国JTBCによると、同社アナウンサーのカン・ジヨンが最近、辞表を提出したという。2011年の入社から14年目で、4月11日付で退社する予定だ。
今後の進路はまだ決まっていないとされる。
1989年4月11日生まれのカン・ジヨンは、中学時代にアメリカに留学。インディアナ大学ブルーミントン校ケリー経営学部卒業のエリートで、2011年にJTBCアナウンサーとして入社した。
知性を感じさせる優れたビジュアルで人気を集め、2016年11月21日のJTBC『政治部会議』に黒縁メガネをかけて登場したときも、メガネ姿が似合うとネット上で大きな話題に。2022年からは2年間にわたり、JTBCの看板ニュース番組『ニュースルーム』の週末単独アンカーを務めた。

カン・ジヨンは2024年4月に結婚しており、Netflixオリジナルバラエティ『悪魔の計略~デビルズ・プラン~』シーズン2の公開を控えている状況だ。
かつて「ビッグ3」と呼ばれた人気アナ
人気女子アナが長年勤めていた会社を退社することになり、カン・ジヨンとともに、かつてJTBCの「ビッグ3」と呼ばれた人気女子アナ2人にも再び注目が集まっている。
まずは、チョ・スエだ。
1992年5月14日生まれのチョ・スエは、2015年に1800倍という競争率を勝ち上がってJTBCアナウンサーとなった。
ピアノやバイオリン、フルートなどの楽器が得意で、大学在学中はチアリーディング学会の活動もしていたとか。その経験がカメラの前に立つうえで役に立ったと話したこともある。

華やかな外見で人気を集めたが、わずか2年でJTBCを退社。2018年に財閥家に嫁いだことで、再び話題の中心に立った。2019年5月には息子をもうけている。
現在もインスタグラムを更新するたびに韓国メディアに取り上げられ、インフルエンサーやセレブといった存在になった。

JTBCを離れたカン・ジヨンやチョ・スエと違い、今も同局でアナウンサーを務めているのが、「ビッグ3」の一人であるアン・ナギョンだ。
1989年10月10日、ソウル生まれのアン・ナギョンは、淑明女子大学を卒業。高校も女子高に通っていたようだ。2014年に2000倍の競争率をクリアしてアナウンサーとしてJTBCに入社した。

同年5月から朝のニュース番組を進行。現在は、看板番組『ニュースルーム』の週末のアンカーを務めている。清純なビジュアルと誠実な報道姿勢で、好感度の高いアナウンサーだ。
そんなアン・ナギョンも2023年11月に弁護士と結婚し、現在は既婚者となっている。

長年JTBCの“顔”として活躍してきたカン・ジヨンの退社をきっかけに、かつての人気アナウンサー「ビッグ3」に改めて注目が集まっている。
それぞれの道を歩み始めた3人が、今後どのような人生を描いていくのか。引き続き関心が寄せられそうだ。
(文=スポーツソウル日本版編集部)
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