日向坂46・佐々木久美「私は今がいっちばん幸せです」 「6回目のひな誕祭」で感動の卒業セレモニー | RBB TODAY
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日向坂46・佐々木久美「私は今がいっちばん幸せです」 「6回目のひな誕祭」で感動の卒業セレモニー

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「6回目のひな誕祭」ライブ写真 撮影:上山陽介
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 日向坂46のデビュー6周年を祝うライブイベント「6回目のひな誕祭」が、横浜スタジアムで開催。6日の公演では、佐々木久美の卒業セレモニーが行われた。


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 ライブ冒頭、春らしい新衣装で登場したメンバーたちは、シングル表題曲の「ドレミソラシド」「ソンナコトナイヨ」「ってか」を3曲続けて披露。最初のMCでは、前日の公演で卒業セレモニーを行ったばかりの佐々木美玲が「2日目もおじゃましまーす」と挨拶した。期別曲のコーナーでは、まずは四期生が「シーラカンス」「雨が降ったって」を披露。続いて三期生が「愛のひきこもり」「Right?」、二期生が「沈黙が愛なら」「君のため何ができるだろう」、一期生が「愛はこっちのものだ」「骨組みだらけの夏休み」を連続してパフォーマンスしていく。

 その後のMCでは、「雨が降ったって」のセンターを勤めた小西夏菜実が「雨の中で踊るかなと思ってたら、(本番は)こんなにぽかぽかに晴れて! おひさま(日向坂46のファンの総称)のおかげですし、日向坂のおかげでもありますし、晴れ女の久美さんのおかげでもあるなって」と感謝の言葉を伝えた。

 そしてメンバーたちは、フロートも使ってアリーナいっぱいに広がって「ときめき草」「友よ 一番星だ」「思いがけないダブルレインボー」を披露。短いMCを挟み、怒涛のユニット曲のコーナーへ。「SUZUKA」「一番好きだとみんなに言っていた小説のタイトルを思い出せない」「ママのドレス」「やさしさが邪魔をする」「窓を開けなくても」「恋とあんバター」「See through」「まさか 偶然…」と、8曲を立て続けにパフォーマンスした。続いては、カップリング曲を中心にしたブロック。「青春の馬」「川は流れる」「見たことない魔物」といったライブ定番曲に混じって、初披露の「孤独たちよ」もパフォーマンスした。また、四期生が制服に着替えて登場した「見たことない魔物」では、藤嶌果歩が「横浜スタジアム、全員叫べー!」とあおり、新世代のライブ番長ぶりを見せた。

撮影:上山陽介
撮影:上山陽介
撮影:上山陽介
撮影:上山陽介

 ここで佐々木久美をフィーチャーしたVTRに。2016年、けやき坂46としてグループが結成された際に、初イベント「おもてなし会」を行ったお台場を訪れ、さまざまなことを語った。「TOKYO IDOL FESTIVAL2017」の楽屋で、久美が他メンバーの態度に激怒し、「悔しくないの、みんな?」と訴えたグループ初期の出来事について、「初めてですね、あんなふうに、自分の気持ちをみんなに言ったのは」と語った。そしてこれまでのグループでの活動を「楽しかったです。もう、9年間ずっと楽しかったです」と感慨深げに振り返った。

 そして佐々木久美がプロデュースを行うブロックへ。自身がセンターを務める「My god」、メンバー人気の高い「抱きしめてやる」をパフォーマンス。続くユニット曲「沈黙した恋人よ」を、副キャプテンを務める「相棒」の髙橋未来虹とふたりで歌唱した。髙橋は目に涙を浮かべながら最後まで歌い切り、励まされるように久美に手を取られて笑顔を見せた。そしてメンバー全員で涙を流しながら「車輪が軋むように君が泣く」を熱唱。久美たっての希望で、最後は全員で肩を組んで合唱した。

 MCでは、久美と長い時間を過ごしてきた一期生、二期生のメンバーが思い出を語っていく。富田は初めて自宅に久美を呼んだ際、なぜか逆立ちをし始めたというエピソードを披露。「さかさまの世界って面白いよ」という久美の言葉に、「怖っ」「次元が違う」という声も上がる中、富田は「何年経っても、いろんな面が出てくるのが久美さんですよね」と言って締めた。

 その後、昨年横浜スタジアムで卒業したOG、齊藤京子のメッセージ映像が登場。「久美がここまで引っ張ってきてくれた日向坂46が最強だってことを、この会場にいるみんなで証明しましょう」と呼びかけるとともに、ファンに「最高のプレゼントを用意しました」とフリを作ると、ステージに長濱ねる、井口眞緒、潮紗理菜、影山優佳、加藤史帆、高本彩花、東村芽依という7人のOGメンバーが登場した。残る一期生のW佐々木、高瀬愛奈を加えた10人で、けやき坂46が初めてもらった楽曲「ひらがなけやき」を当時の衣装で歌った。

 さらに、会場に来られなかった柿崎芽実の手紙を潮紗理菜が代読。佐々木美玲、佐々木久美、そして5月のライブで卒業が決まっている高瀬愛奈へのメッセージとともに、「おひさまのみなさん、日向坂46を好きでいてくれてありがとうございます。これからもずーっと一緒に応援しましょうね」と観客に呼びかけた。VTRで出演した齊藤京子と合わせると、グループ結成時の12人が全員今回のライブに関わった形となり、9年経っても失われない絆を感じさせた。さらに、一期生にとって思い出が詰まった名曲「永遠の白線」をパフォーマンス。二~四期生も全員参加し、OGとの奇跡の共演を果たした。

 そしてアンコールが開けると、ステージ上に異変が。メンバーが誰一人も登場しないまま、モニターに楽屋前の映像が流れる。2017年に起こったグループ史上最大の事件「一期生衣装部屋立てこもり事件」をオマージュした演出だ。二期生やファンの呼びかけに応じ、高瀬愛奈、佐々木美玲は楽屋から出てきたが、久美は楽屋から出るなり会場へ走り去ってしまった。

 その久美が、今度はアリーナを自転車で爆走しながら登場。「ライブまだまだ終わらせねーぞー!」と叫び、そのまま「ひらがなで恋したい」を歌う。他のメンバーが呼びかける中、ようやくステージに上った久美は、振り付け通りに河田陽菜を豪快に振り回した。

撮影:上山陽介

 そして、四期生曲「夕陽Dance」、三期生曲「青春ポップコーン」、二期生曲「恋した魚は空を飛ぶ」を久美が後輩たちに混じってパフォーマンス。誰よりも元気にステージを飛び跳ね、体力モンスターぶりを見せつけた。最後は全員で一期生曲「ハロウィンのカボチャが割れた」を踊った。

 ここでメンバーがステージを降り、VTRへ。けやき坂46の最終オーディションで、久美が「ひらながけやきにかける思いは、ここにいる誰にも負けない気持ちでここに来ました」と語る映像から始まり、9年間の活動の折々に嬉し涙や悔し涙を流してきた様子が流れた。

 それから真っ白なドレスに着替えた久美がステージに登場。「私は、アイドルになったきっかけは、乃木坂46や欅坂46さんが大好きで、坂道グループの一員になりたいって思って。でもまさか受かるなんて思わなくて、記念受験のような気持ちで受けました。小さいときから自分の夢ってあんまり思い浮かべることができなくて、ほんとに、夢がないなあって思いながら、20年間生きてきたところで。当時けやき坂46のオーディションを受けて、どんどんどんどん、2次、3次って審査が進んでいくうちに、これが今、人生で初めて私が叶えたいって思えてる夢かもしれないって思って。受かった時、あ、夢かなっちゃったって思ったんですね。また夢を探していかなきゃって思ったんですけど、グループに入ってみたら、ほんっとうに経験したことない、いろんなことを経験させていただけて。こんなに楽しい毎日ってあるんだって、すごくすごく本当に楽しくて。いつの間にかグループの夢が、自分の夢になってました。そうしているうちに、はや、約9年が経ってしまったんですけど。ほんとに、いろんなことをこの9年間で経験させていただきました」と振り返った。

撮影:上山陽介

 そして「やっぱり、何よりも、そんな中で私が好きだったのが、ライブです。こんなにたくさんのみなさんと同じ時間を過ごすことができて、みなさん、それぞれの生活があるのにこうやって、ひとつの場所に、私達のために来てくれて、いっぱい声出して、いっぱいペンライト振って、楽しんでくれて。そういう時間がほんとにほんとに大好きでした。こういう場所、こういう私達が活動を続けられているのは、色んな方のサポートがあったからできることで。ちょっとこの場を借りて、みなさんに感謝を伝えさせていただきたいなと思います」と語り、「そうですね、まず、家族のみんなへ。私は本当に、恥ずかしい29歳なんですけど、いまだにけっこう反抗期で。自分の仕事のこと一切何も話さないし、けっこう連絡も、5回に1回くらいしか返さないし。すごく、こんな娘を持って、家族は苦労したと思います。でも、家族の支えがなかったら、ここまで絶対にやってこれなかったので。いっつも勝手に家来て、ご飯作ってくれたり、お風呂予約してくれたり、そういう小さい、些細なことだけど、私はそれがすごく嬉しくて。こっそり、いっぱい雑誌買ってくれたりとか、そういうのが嬉しくて。急にお母さんがミーグリ来たりとか、ふふふ。それも、なんで来てんのとか言ってるけど、ほんとはすっごい嬉しかったです。この9年間ほんとに、ありがと」と家族へのメッセージを伝える。

 久美は友達や日向坂46のスタッフについて感謝した後、日向坂46メンバーに対して「もう私は、ほんっとに、みんなのことがだーいすきで、もう大好きで大好きで仕方がなくて。ちょっとしんどいなってときも、楽屋行ってみんなと話してるとすっごい元気出るし、毎日助けられています」と語る。五期生から二期生までメッセージを伝えていき、「そして、同期のみんな。今日もステージに駆けつけてくれて、とっても嬉しかったです。みんなに出会えてなかったら、私の人生はきっと、こんなに色づくことはなかったと思います。出会ってくれて同期として活動してくれて、ありがとう。大好き」と感謝を述べた。

 また、「そして、何よりも感謝を伝えたいのが、おひさまのみなさんです。もう、ほんとに、みなさんがかけてくださる言葉、支えてくださる力、偉大すぎて、私達は何度も何度もおひさまのみなさんに助けられてきました。ときには心配させてしまうこともあったかもしれないけど、いつでも信じて一緒に前を向いてくれて、ほんとにありがとうございました。みなさんがいたから、日向坂46は間違いなくここまで来れました。本当に、ありがとうございます。みなさんよくね、これから幸せになってねって言ってくださるんですけど、私は今がいっちばん幸せです。こんなにたくさんの方が駆けつけてくれて、配信でも見てくださってる方がいて、こんな幸せはもう、一生越えることはないと自信を持って言えます。こんなに幸せな時間を本当に、ありがとうございます」とファンに対しても感謝。最後は「伝わったかな、みんなに、気持ち。泣いちゃうかなって思ったけど、気持ちが強すぎて、強いまなざしで喋ってしまいました。ふふ。ほんとに約9年間、日向坂46として、けやき坂46として活動できた時間、一生の宝ものです。みなさん、今まで本当に本当に、ありがとうございました」と締めくくった。

 するとメンバーたちがそれぞれ花を持ってステージに登場し、久美への感謝の思いを告白。さらに久美は「未来虹、前に来てください」と髙橋を呼び出すと、日向坂46のロゴのバッジを着けて「これからはあなたが日向坂46のキャプテンとして、日向坂46を守っていってください」と伝えた。髙橋は驚きの涙を流しながらも、「(グループに入ってから)5、6年やってきて、見てきた久美さんの背中っていうのは、私の中に深く刻まれているので、その姿を思い出しつつ。でも久美さんは、あなたらしくねって言葉をくれたので、私らしいやり方を、メンバーみんなに助けてもらいながら見つけていきたいなって思います。これからも付いてきてくださると嬉しいです、よろしくお願いします」と決意を語った。

撮影:上山陽介
撮影:上山陽介

 しんみりした時間が続いた後で、久美が「最後は、楽しく終わりたいんですよ! 泣いてる暇ないんですよ!」「笑って、いくぞー!」と気勢を上げ、結成初期から歌い継がれてきた「誰よりも高く跳べ!2020」を披露。最後の「おひさまラスト、跳べー!」という久美の絶叫は、この日一番の盛り上がりを記録した。

撮影:上山陽介
《ハララ書房》

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