株式会社リクルートの外食市場調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」が実施した「ネクストブレイクスイーツ」に関する調査結果が発表された。
調査では、20代から60代の男女1035人を対象に、26種類のスイーツについて「食べてみたい」かどうかを尋ねた。その結果、最も高い支持を集めたのは「ボンボローネ」で、58.2%が「食べてみたい」と回答した。ボンボローネとは、生地を揚げて砂糖をまぶし、中にカスタードやチョコレートのクリームをたっぷり詰めたイタリアの国民的スイーツだ。
2位には「カンノーリ」(57.6%)、3位には「フラン」(56.8%)がランクイン。カンリーノはイタリア・シチリアの伝統菓子。小麦粉の生地の中にたっぷりのリコッタチーズやクリームを詰めたもの。また、フランはタルトの土台にプリンに似たカスタード生地を流して焼いたヨーロッパのお菓子となっており、海外の伝統的なスイーツ、特にイタリアやフランスのデザートへの関心の高さがうかがえる結果となった。
上位10位の中では、「ドバイチョコ」(11.7%)や「マラサダ」(10.3%)など、SNSで名前は知られているものの提供店舗が限られているスイーツも含まれており、次のヒット商品として期待が高まっている。