アメリカ大陸初となるマンガの展覧会「Art of MANGA」が、2025年9月よりサンフランシスコのデ・ヤング美術館で開催されることが決定した。8人のマンガ家による700点以上の原画が展示される予定だ。
これまでアメリカ大陸では、コミコンなどの小規模な展示を除けば、総合的なアートとしてマンガを取り上げた展覧会は開催されたことがなかった。そこでデ・ヤング美術館はアメリカ大陸の美術館として初めて、マンガという独自の芸術形式に焦点を当てる。日本の出版社やプロダクションから垣根をこえた協力を得て、現代日本を代表する人気マンガ家8名による700点を超える原画を展示。その多くが、アメリカでは初公開の貴重なものとなる。
荒木飛呂彦の『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ、尾田栄一郎の『ONE PIECE』、高橋留美子の『犬夜叉』や『らんま1/2』、田亀源五郎の『弟の夫』、谷口ジローの『孤独のグルメ』、ヤマザキマリの『テルマエ・ロマエ』、山下和美の『ランド』や『不思議な少年』、よしながふみの『きのう何食べた?』や『大奥』など、さまざまな作品の展示が予定されている。