1月20日から放送開始となる夜ドラ『バニラな毎日』(NHK総合)の新たな出演者が発表された。
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同ドラマは、主人公・白井葵(蓮佛美沙子)が夢だった洋菓子店を閉店し、料理研究家・佐渡谷真奈美(永作博美)と共に「たった一人のためのお菓子教室」を開く物語だ。お菓子教室にやってくる生徒たちは、それぞれ心に痛みを抱えており、お菓子を作り味わう時間が孤独な心を優しく包み込んでいく。
新キャストとしては、フルーツタルトを作りにやってくる外資系コンサルタント・順子役に土居志央梨、迷彩服姿で事情を抱えた優美役に伊藤修子、お菓子が好きな明るく素直な高校生・結杏役に和合由依、結杏の母役に中島ひろ子に抜擢された。また、葵の母役は記憶の中に登場する30代の姿と現在の姿をそれぞれ谷村美月と筒井真理子が演じる。
新キャスト陣のコメントは以下の通りだ。
■土居志央梨(順子役)コメント
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私が演じる順子は頑張りすぎてしまう人です。撮影中、順子と共にどんどん心がほどけていくような感覚でした。蓮佛さん、永作さんのお二人が 作り出す自然であたたかい空間の中でとても豊かな時間を過ごせた気がします。お鍋から立ち上る良い匂いをみんなで嗅いだり、ケーキの焼き上がりをお茶を飲みながら待ったり、お菓子作りの最中に生まれる贅沢な"間"はこんなにも心を癒してくれるのだなぁと発見でした。今度は見て下さる皆様と、その贅沢を共有できたらと思います。
■伊藤修子(優美役)コメント
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台詞もわりと分量があり、全部関西弁ということで、お話をいただいた時 どうやって覚えたらよいのだろう…としばらく呆然としてしまいましたが、友人と会う機会を遮断し、音声を何度も聞いたり、漫画喫茶の完全個室に籠もって自習したり、自室で何度も音読してみたり、そして方言指導の先生の丁寧なご指導もありなんとか撮影本番にこぎつけました。関西弁のことで手一杯になってしまい、他のことに考えが及ばなかったかもしれず反省しておりますが、楽しんでいただけたら幸いです。
■和合由依(結杏役)コメント
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人は皆、言葉にできない感情やエネルギーを持っていると私は感じます。理解はできなくとも彼女に寄り添える人間でありたい、そんな思いを持って向き合ってきました。彼女がただ素直に自分と向き合おうとしているところから、生きるエネルギーをお届けできましたら幸いです。現場は毎日おいしい匂いに包まれた幸せな空間です。優しい眼差しで、「結杏」と声をかけてくださるスタッフのみなさま、困っている時にそっと背中を押す言葉をかけてくださる共演者の先輩方、いつもありがとうございます。この時間が私は大好きです。
■中島ひろ子(結杏の母役)コメント
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娘のことを思うばかり良かれと思ってやりすぎてしまう、結杏の母親役を演じさせていただきました中島ひろ子です。相手のことを思って!?やっていたつもりが、それは相手を傷つけ、自分を苦しめてしまうことなんだとドラマを通して再確認することができました。ドラマに出てくる洋菓子たち、見た目の美しさはもちろん、食べた時のあの幸せな気持ちになる理由とは・・・ 洋菓子を通してたくさんの人間関係の生きるヒントが散りばめられているドラマです。一緒に甘いものを食べて笑顔になりませんか?
■谷村美月(葵の母役)コメント
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私は主人公の、30代の頃の母親役を演じています。こういった出演は、今までにあまり無かったようにも思います。最初にお話をいただいた時、内心難しさや戸惑いも感じていましたが、役柄と実年齢が近いという部分を考えて、よりリアルな感覚で、役柄と寄り添うことができるのかなと思いました。癒しの存在となってくれている洋菓子たちと、魅力的な登場人物たち、そして心があたたかくなるような人間ドラマに注目して、ご覧いただけたらと思います。
■筒井真理子(葵の母役)コメント
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母と子の何気ない会話の中には、言葉の裏側にある額面通りではない意味や微妙なニュアンスが含まれていて、それを丁寧に演じることによって娘との関係が紡がれていったと思っています。その辺りを監督と細やかに話し合いながら役作りできたこともまた刺激的でした。娘役の蓮佛さんはとても魅力的で、撮影現場にいる様子が役者らしいたたずまいで、母役の私とは絶妙な距離感を保っていたように思います。それが私にはとても心地良く、クリエイティブな現場で嬉しかったです。とても良い作品になる予感がしています。